いいわけダイエット一刀両断


第1回:標準体型というデブとの決別

初めまして、プライベートジムを経営している鈴木と申します。

プライベートジムってどんなジム?
最近では何かと話題になっているライザップのお陰で良くも悪くも概ねの方がご存知のようですが、まさにアレです。いえ、ホントはライザップさんとは方針や実際のトレーニング方法、コストなど随分違うのですが、みなさんの理想のボディを作り上げる為に、トレーナーとマンツーマンで筋力トレーニングを行い、継続できる様日々サポートしてゆきます。


痩せる原則は一つだけ

ところでみなさんのお腹は、今どんな状況でしょうか。IT化なのに増える一方のお仕事や、社会人としてのお付き合い、家族サービスなどでなかなか運動する機会も少なく、更には加齢も手伝って、若かりし頃のスマートな身体は見る影もない…、そんな方も少なくないかと思います。
スポーツする自分の時間はないけれど、お腹や顎に着いたお肉は減らしたい。結果、サプリメントを試したり、TVを見ながらでも痩せるらしいお腹ブルブルマシンを買った方もいるのではないでしょうか。

しかし、その段階でダイエットの成功は遠いものとなっているのです。ダイエットの必勝法は実のところ誰もが知っているのです。そうです、痩せる為にはカロリー摂取を遮断するか、食べる量よりも多くのカロリーを消費するしかありません。とても簡単なカロリーの算数を意識するだけのこと。出来ないわけがありませんね。

ところが、算数は出来てもガマンが出来ない。ダイエットをなしとげる為には、これまで当たり前だった欲求に打ち勝つ精神的な強さが必要になってくるのですね。メンタルが強い方であれば、太ってしまっても、動画や書籍を参考にしてのトレーニングで、2カ月もあれば充分に結果はでます。しかし、怠惰な欲求を制限し、効果が出るよう自分に厳しく追い込みながらトレーニングを行い続けるのはただただツラいばかりですから、ついつい今日はやらない理由を作り始めます。出来ない自分を正当化し始めるのですね。それが3回続くと、せっかく思い切ってスタートした筋トレや食事摂取制限も、またの機会へと縁が切れてしまうのです。毎年決まって5月6月にダイエット商品が売上のピークを迎えるのも、夏が近づく事で見直す機会が定期的に巡回しているからでしょうね。

前置きが長くなりましたが、このコラムは、多忙と加齢と様々な理由に負けて蓄積してしまった皆さんの脂肪を減らす為のアドバイスを行いながら、それを継続できるよう、言い訳を一刀両断して参ります。過去にダイエットを中断してしまったあなた、もう一度一緒に頑張ってみませんか。


指標は体脂肪率のみ

ビジネスマンのあなたは、日々厳しい数字に追われている事でしょう。数字は言い訳出来ない絶対指標です。トレーニングも同様言い訳要素は徹底排除しましょう。例えばTVのダイエット番組を見ていると、ウエストのサイズ計測がありますが、あんなものは言語道断です。
理由は皆さんもお分かりですよね。呼吸一つ、意識一つで幾らでも変化するからです。太ったのは自分に優しいから。そんな方に意識一つで変化する指標は意味がありません。そこで、私がお勧めするのは体脂肪率のみを見て行くことです。息を止めようがお腹を凹まそうがブレることがありません。日々の自分に対する甘さと厳しさを公平にシャッジしてくれる裁判官のような指標です。

男性は18%以下、女性なら23%以下を目標にして下さい。世間一般に言う標準やら平均と言う数値は忘れて下さい。
便利で食べ物が捨てる程有り余っている国の平均数値なんて意識してたらみっともないスタイルのままですので、ここできっぱりと平均はデブ、標準もデブと認識して決別しておきましょう。

では「いいわけダイエット一刀両断」、何卒お付き合いよろしくお願い申し上げます。


※本件コラムはダイエットに成功したい方に向け、成功を促しそこに近づくまでのメンタルを支える為に、筆者の実体験と指導経験に基づき表現しています。したがって各機関及び専門家、個人の開示情報・意見を否定するものではありません。


ホエイ鈴木
鈴木修一
REBOL (レボル) 代表取締役 兼トレーニング責任者

ダイエットは「人生をより明るく輝かせるための手段」という持論の下、これまで300人以上のダイエット成功させる。

「スタイルだけでなく、自信やモチベーションも高まり、仕事や家族・友人関係、恋も含め全てにプラスになる事が本当の成功」とカラダだけでなくライフスタイルへの良い影響こそが真のダイエット成功と主張し、多くの経営者やモデルなどの個人トレーナーとして活躍中。